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310    COLUMN    RAW SINGLES

Raw Singles
Text by Takanori Ishikawa
 
1. Elephant Man / Bad Man She Want (Loony Bin)
Shocking Vibes '94の大ヒット・トラック "Corduroy" リメイク・トラック。弾けるドラムも、アッパーなシンセリフのフレージングも原作に忠実な焼き直し。ただし、キーボード等でのポップな味付けがしてあります。ベッドで絶倫なバッドマンは女の子にモテモテだって感じの内容。
  
2. Mr.Vagas / Any Man (Loony Bin)
(1)と同じく "Corduroy" リメイクのジャグリン "Tear Up Jeans"。流れるようなシングジェイ緩急自在。「人の彼氏でもイケそうだったら迷わずいっちゃいな」と女性へ進言するリリックス。「人のものでも、遠慮はいらないぜ」と歌ってます。
 
3. Assassin / Warzone (Fresh Ear)
オリジナル・ジャグリン "Revolution"。ミリタントな打ち込みビートと、ドラマチック、煽情的なシンセが特徴。イントロには上空を飛んでいるかの様なヘリコプターのプロペラ音も。まるで戦場の様にバイオレンスが渦巻く地域の現実をDJ。
 
4. Busy Signal / Not Leaving You (Fresh Ear)
(3)と違って、それほど強面ではないジャグリン "Sexy Girl"。ベースレスのイントロから一貫してパーカッシヴなサウンド。オリジナリティ抜群でダンサブル。Hip Hopクラッシックス「Come Clean」のダンスホール・ヴァージョン風でもあります。「オレといつまでも一緒にいてくれよ」と女性に歌えるリリックス。
 
5. Bounty Killer / They Don't Know (III Productions)
今のところ、このトラックではこの曲のみのリリース。Hip Hop調のズッシリとしたオリジナル・サウンド。とにかくシンセ・ベースがド迫力、且つ、ソリッド。本物のゲットーの生活がどれ程ハードなものか、ゲットーの住民以外は理解していないとDJ、政府を攻撃。
 
6. Vybz Kartel / Bun Dem Skin Like Cigarette (Secret Records)
アグレッシヴなオリジナル・ジャグリン "World War"。かなり変則的なリズム・パターンを使っているが、これがまたイイ。ガンショット音を模した様なドラムがWicked。DJするのは難しいオケだと思うが流石はKartel。見事に乗りこなしています。「歯向かう奴らには遠慮せずブッ放すぜっ」なガン・トーク。
 
7. Busy Signal / Nuh Bwoy (Star Kutt)
ドラム主導、バスバラの強烈なアタックで前進するオリジナル "Big League" 使用。きらびやかで派手なシンセ類が飛び交う当レーベルらしい音作り。展開もスリリング。「オレは本物のBad Manだ、文句あるなら何時でも来い」ってリリックス。
 
8. Elephant Man / Hot Gal (Q45)
2Hardレーベルの2000年大ヒット "Play Ground" リメイク・トラック。メタリックで硬質なオリジナルの特徴をそのまま生かしたサウンド・リメイク。最近の性急さを感じさせるダンスホールとは異なり、スウィング感がありますね。ホット・ギャル・アンセム。
 
9. Da'Ville / Missing You Right Now (Fashozy)
軽〜い生演奏のミディアム・トラック。リムショットが心地良い軽快なノリは万人にウケそう。分かれた女性に「今も好きだよ、また一緒になりたい」と訴える内容。あくまで、ソフトに迫るのが(良くも、悪くも)彼らしい1曲。
 
10. Terry Linen / Better Man (Tad's)
現地FMでも以前からヘヴィ・プレイ中のチューン。Tyron Taylor「Cottage In Negril」リメイク・トラック。なので、ソフト&メロウ。シュガー・コーティング・レゲエだな、これは。「自分は昔よりもまともな男になったよ」と求愛する歌です。
 
11. Busy Signal / Trading Places (Juke Boxx)
アコースティック・ギター、シンセ・ストリングスがメロディアスに迫る "Nylon"。ドラム&ベースがビシっと締まっているので、おセンチなムードはありません。「アップタウンに住んでいる人達はゲットーに住んでみろ。ゲットー・カルチャーの本当の姿を知るべきだ」とDJ。
 
12. L.U.S.T. / Just As I Am (Born Music)
Lukie D、Thriller U、Singing Melody、Tony Curtisの4人が集まったグループですよ、因に。Singing Melodyのパートが素晴らしいが、各々それぞれに持ち味を出したマイク・リレーは出色の出来、純な男のラヴ・ソング。
 
13. Macia Griffiths & Busy Signal / Love Is Automatic (Penthouse)
オリジナル・ミディアム "Automatic。全編ほぼ生演奏のアーバンなサウンド。洒脱な女性バックコーラスが華を添える当レーベルらしい、しっかりとした仕上がり。オールドスクールなコンビネーションもキャッチー。愛する事に理由はいらない等々のリリックス。ラヴ・ソング。
 
14. Richie Stephens / Circle Jamaica (Penthouse)
Isley Brothersの名曲「Between The Sheets」のカヴァー。アーシーなE-Deeのシングジェイと話題の女性シンガーとのコンビネーション。いなたくてスウィートな異色作です。トラックも「Between The Sheets」を生演奏でレゲエ化したもので、ルーツ風味もあり。

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